いい感じの新生姜が出たらガリを漬けよう!
と思ってたら、なんだかんだ6月は家にいる期間が短くて、うっかり7月になりました。
一般的には5~6月に出回るといわれてる新生姜なので、まさに旬の終わり時です。
でもぎりぎり!
スーパーでまだ新鮮そうな新生姜を見つけたので3パック買ってきました。
去年は気づいたら新生姜の時期が終わってたし、旬の食材はのんびりしてるとすぐ時期を逃します。
今年の梅シロップは逃しちゃったなあ。
夏の醍醐味
ガリを漬けて魚を食べる!
これが夏の醍醐味といっても過言ではありません。
お刺身に、お寿司に、タルタルソースに。
おいなりさんにもよく合う、万能の漬物、それがガリ。
さわやかな夏を連れてきてくれそうで、まったくもって初夏にふさわしい仕込みです。
ちょっと面倒でも毎年漬けたい。
といっても今年はガリを漬ける救世主がいます!
おばちゃんからもらった、らっきょう酢!
これでガリを漬けてみることにしました。
福岡に行ったときに「今年こそガリを漬けようと思ってるよ!」と話してたらおみやげにくれたらっきょう酢。
おばちゃんの作るごはんはおいしいので、これもきっとおいしい!…はず!
ガリの仕込みはザルいっぱい
買ってきた900gくらいの新生姜はぜんぶ皮をむいて、茶色いところを落とします。
いつものしょうがと違って新生姜は皮が薄い!
スプーンでこそげるとかんたんに白くてみずみずしい生姜が出てきました。
先っぽの赤いところを少し残すと、うっすらピンクの綺麗なガリになります。
赤いところはちょっと固めの皮なので残しすぎに注意。
スライサーが神
ガリを漬けるときに、スライスをどうするか問題があります。
包丁とスライサー、どちらも漬けたことがあります。
包丁でスライスすると、ちょっと分厚めで歯ごたえあるガリになります。
そしてスライサーを使うと薄くてやわらかめのガリになりました。
ぺらっぺらのやわらかいガリが大好きなので、スライサーでひたすらシュッシュッと新生姜を削りまくります。
もとはキャベツの千切り用にもらった、ちょっといいスライサー。
あんまりにも使わなかったので、5月末に危うく捨てるところでした。
あぶなかった~
削って小さくなった最後の方は、包丁でできるだけ小さく薄くを心がけて刻みます。
私の包丁力だとやっぱり分厚くなる(´-ω-`)
ボウルいっぱいの新生姜を多めのお湯でゆでます。
ぐらぐら沸いたところに入れたはずだけど、多すぎたのか、ゆだってるのか心配な静かさに。
ちょっと長めにゆでました。
漬ける前にゆでるとしゃきっとして辛みが抜けるそうです。
辛すぎるガリだとこれはこれで2人とも苦手なので、ほんのりお口がさっぱりする味を目指してます。
ゆだったらザルにあけて冷まします。
塩、いつも悩ませるやつ。
ザルにあけたら塩を振るレシピを見てたので、特に気にせず塩を振ったところでふと気づく。
今回のらっきょう酢のレシピ、見た方がいいんじゃない?
そこでおばちゃんからもらったレシピをチェックすると…
「生姜を切ってつける、水にさらしてもよし(要約)」
どこにも塩を振るって書いてな~い!
なんならレシピがかんたんすぎる!!
ひとまず塩を流すのに水で洗っちゃったけど…まあ大丈夫でしょ(*’ω’*)
たぶん大丈夫、大体なんとかなります。
甘酢に漬ける!
なんとなくざっくり水が切れて、冷めただろうところで、最後の仕上げにかかります。
洗い立て&食品okなアルコールで丹念に拭いた、綺麗なビンを準備!
新生姜をぎゅーっと絞ってビンに入れて、らっきょう酢をどばどば。
これだけであっという間に最後の処理が終わりました!!
甘酢を作る工程がないと圧倒的にラク~!
冷蔵庫で寝かせてあとは食べごろを待つだけです。
レシピにはどれくらい漬けるか書いてなかったけど…
1週間くらいしたらよく漬かったおいしいガリが食べられるかも?
今回のガリがおいしかったら、ガリを漬けるハードルがまた一つ下がりそうです。