年賀状やめたい!親戚への年賀状じまいの方法を具体的に紹介します

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毎年悩みのタネだった年賀状。

子どものころはそれなりに楽しかったのですが、義務感から出す年賀状ほどやる気が出ないものはありません。

主に年賀状を出していたのは結婚後親戚に向けて、です。いちばんやめにくい( ˘ω˘ )

もともと筆まめとはいえないし、ひとこと書くことも思いつかないし、親戚付き合いがまったく得意ではないので出しても誰だかわからない。

そんな状態なので、作戦を立てて年賀状をやめることにしました。

目次

年賀状やめたい!

今までずっと年賀状をやめたかったけど、すんなりとはいかず。

どのくらい年賀状が嫌だったかというと、シーズン関係なくふっと思い出しては数日ほど憂鬱になるレベルです。

いま思うとこんな年賀状が届いていた相手方にも申し訳ないなあと思えますが、とても相手のことを考える余裕はありませんでした。

法事などの集まりで会う予定がほぼない親戚が大半だったので、特に出す意味が見いだせずにいました。

私にとっては年中付きまとう悩み事、こなさなければならないタスク、離婚したら年賀状出さなくてもいいの?と思うまでになっていた年賀状。

出さないといけないという強迫感にとらわれていたのだと思います。

友達や仕事関係の人にはまったく出していないので、あとは親戚だけ。

なるべく穏便に年賀状じまいする作戦

なるべく揉めず、角を立てず。

2年かけてやめる方向に持っていきました。

年賀状をやめるときに考えていたポイントはこんな感じです↓

  • できるだけ心の負担なくやめたい
  • まあまあお金をかけても年賀状をやめたい
  • できれば穏便に(でも絶対やめる)

心の平穏を保ちつつ、お金を余分にかけても絶対に年賀状をやめるという決意のもと取った方法となっています。

年賀状もうやめるよ~!くらい軽くはっきり言えたらこんなこと考えなくてもいいんだけど、そうもいかないのでこうなりました。

こんなステップでやめました↓

1、家にある年賀状を確認する

まずは家にある去年の年賀状の枚数を確認します。

寒中見舞いも忘れずに、何枚あるか、どこに出すか調べておきます。

この段階で簡単なリスト(名前だけ書いてました)にしておくと便利です。

2、イラスト入り年賀はがきを買う

そして去年届いた枚数分のイラスト入りの年賀はがきを買ってきます。

ここでいうイラスト入り年賀はがきとは、本屋さんやイオン、郵便局、コンビニにも置いてある、イラストがふんだんに描いてある年賀状のことです。

買いに行く手間を省くなら、今はネット上で作って印刷して届けてくれるサービスがたくさんあります。

例えばこういうの↓

かんたん・速い・安心の年賀状印刷サービス【ふみいろ年賀状2025】

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プリンターがある方は、年賀状ソフト付きの本を買ってきたり、自作してもよし。

どこで調達してもいいのですが、なるべく大きめのイラストが入ってるものを選ぶのが大事です。

想定外の場所から届くのが心配なら、2~3枚ほど予備を残せる枚数にしておくとより安心です。

3、すぐ出せるように年賀状を準備する

我が家にはプリンターがないので、イオンで買ってきた年賀状に手書きであて名を書いてました。

これがまた面倒な作業ですよね…印刷したらあっという間なのになあ( ˘ω˘ )

プリンターがある方はすべて印刷しておきます。

ネットで注文した場合は必ず自宅に届けてもらいます。

そしてイラスト側には当たり障りない一言を書いておきます。

いわゆる年賀状じまい用ではなく、あくまで普通の年賀状を準備します。

ネットで例文を検索したら、たくさん出てくるのでよさそうなものをそれっぽく書きます。

もし空間が余ったら、100均のシールを貼ったり、スタンプを押したりして余白を埋めて華やかにします。

要は今すぐにでも年賀状を出せる状態にしておきます。

そして家に置いておきます。

年末届いてから書こうと思うと心にずっと残って負担になるので、ムダになってもいいから先に書こう作戦。

4、年始に届いた順にポストに出しに行く

どこからか年賀状が来たら、届いた分だけもう書いてある年賀状を出しに行きます。

来た年賀状にだけ出す、というのがポイント。

やってみてはじめてわかったのですが、自分から出さないと意外と来ないものです。

これだけでかなり年賀状が減るので、この少なくなった年賀状は年末まで取っておいて次に進みます。

私は1で書いたリストとともに、年賀状をジップロックに入れて保管しました。

準備してたけど届かなかった分の年賀状はムダになりますが、

  • 年賀状が届いてから慌ててコンビニに買いに行く
  • いいイラストは残ってないので余白に悩む
  • 期限を気にして急いで書いて出す
  • 書き損じできない最後の1枚で書き損じる

といったストレスを取り除く方が、ムダになる金額よりはるかに重要なので、先にぜんぶ準備する方法にしました。

年賀状が届いたら、もう準備してある年賀状を近所のポストに出しに行くだけなので気がラクです。

5、次の年は1~3を準備する

届きそうな年賀状がかなり絞られてると思うので、減った年賀状に対して、またいつでも出せるように準備しておきます。

ここでポイント!

今回は年賀状じまいの一言を書き添えます。

年賀状をやめるのが目的なので、1年目で数を絞って、2年目でやめる連絡をすると、その間に自然消滅するパターンもけっこう出てきます。

これはこれでよし。

6、年賀状じまいの一言を書き添えて出す

年始に届いた年賀状に向けて、今年で年賀状じまいする旨を書き添えた年賀状を出します。

私はすべての人に年賀状を出すのをやめたかったので、年賀状じまいに関しての一言は

「年賀状は今年で最後にします」

と書いて送る予定です。ムダな言い訳は一切なし。こういうのはあっさりさっぱり明確に。

いつも集まる親戚の連絡先は知っているので、年賀状にLINEのアカウントやメールアドレスなどの連絡先を乗せる気もなし。

必要なら実家経由で連絡が来るので大丈夫だろうと思ってます。

7、年賀状が届かなくなる

届かないので年賀状を準備する必要もありません。

もし届いたら、6の【年賀状じまいの一言を書いた年賀状を出す】をしたらok!

すっぱりやめる方法より手間もお金もかかってますが、心の負担は激減しました。

一旦ふつうの年賀状を出して数を絞った後、次の年に年賀状じまいのお知らせを出すと申し訳なさが半減します。

年賀状じまいのハガキを出してどう思われるか心配だけど年賀状をやめたかったので、心配の数を減らす方向にしたのです。

15枚より2枚の方が圧倒的に罪悪感もありません。

番外編:もっと簡単にやめたい!

私は1年目は数を絞る→2年目でやめる連絡をする、というステップにしましたが、2年もかけたくない場合は、

  • 年賀状は来たところに出す
  • 年賀状じまいの言葉を一言書く

だけにして1年にぎゅっと短縮してもいいと思います。

年賀状をやめる連絡を書く枚数を減らしたい、できれば自然消滅したいと思ってる人は2年かけるのがおすすめです。

番外編:年賀状じまいは心理的にむずかしい

年賀状をやめたいけど、「年賀状やめます」のひとことを書くのが難しい。

なんて思われるか考えると眠れない。

そう思ったら、まず1~4だけを数年続けてもいいかもしれません。

去年来た分の年賀状は準備しておく。来た人だけに返す。内容は普通に当たりさわりなく。

自分から出さないだけで、ほんとに来なくなります。

番外編:今まで届いた年賀状はどうする?

届いた年賀状はすべて取ってましたが、読み返すこともないので1年分を残してすべて処分しました。

1年分あれば、とりあえず次の年賀状を出すのには困りません。残したい年賀状もなし。

住所がないと困る方は、年賀状を取っておく必要もなく、別の場所に控えておけば大丈夫です。

私は必要な分だけiPhoneの連絡帳に住所を控えました。

最大の難関:母の説得

年賀状をやめるにあたって、最大の難関だったのは母です。

そもそも母が「結婚したんだから出しなさい!」というのでしぶしぶ出していた年賀状。

電話などで年賀状は書きたくないと言っても、

「年賀状は大人として当然!とりあえず来たところに出したらいいんじゃない?」

という年賀状は出すのが当たり前というスタンスなので聞く耳を持たずでした。

母の家から歩いて行ける範囲に、親戚でよく集まる家があるので、しれっとやめるわけにもいきません。

そんな母も、今年のハガキの値上げで年賀状やめる派になりました。

値上げのタイミングはかなりやめやすいです。理由は明確。ハガキ代が高くなったから。

2024年10月の値上げでハガキは85円になりました。

封筒に入れた手紙を80円で出していた世代には、この値上げは高い!という印象がかなり強いです。

法事で帰った時に母に年賀状の話をしたところ、「やめなよやめなよ!」とかなりあっさりやめる派になってて驚きました。

しかし私にとっては好都合。

実家近くの親戚にも年賀状の話をしてみたら、「今年からやめようと思う~」と言ってたので、意外とすんなり話がまとまりました。

もしかして、意外とみんな、困ってる?(/・ω・)/

親を説得しなきゃ…な時は、値上げを理由に「年賀状をやめようと思うんだけど…」と切り出してみるの、おすすめです。

年賀状じまい:やめてすっきり!後悔はなし

今年はハガキが大幅値上げしたので、年賀状をやめるのにいいタイミングです。

ネット上にはたくさんの年賀状じまいのマナーが書いてあります。

  • 12月頭には出した方がいい
  • 年賀状の最後に付け加えたらいい
  • 届いたら送ればいい
  • 自然消滅は避けるべし

などなど。てんでバラバラな意見がたくさん。でもそれって言いだしたの最近だよね。

失礼にならないように考えるのはとても大事ですが、何をどこまで配慮しても、気に入らないと思う人は必ず出てきます。

万人が納得する方法なんてない( ˘ω˘ )

だからなるべく自分の心の負担にならない方法を取りました。

今年はステップ6の段階に来ています。実家に根回しをしたので、今年はあの方面から年賀状は来ないはず。

次に届くかもしれない年賀状はいまのところ2通ほど。返信対策はしてあるのでこれで年賀状終わりそうです。

今年は心安らかに年末年始を過ごせそうです。

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